赶集网と58同城が合併するとFTより報道がありました。日本でいうところの、ジモティーです。ジャンルとしてはクラシファイドサイトと呼ばれる、個人広告を集めて展開するサイトで、マッチングの手数料が主な収益なので、スケールできるかがカギを握ります。両社は上海のバスにのると、必ず広告を見れるので、住んでいる方はチェックしてください。今さっき初めて日本でサイトを見たのですが、日本版もありました。
58同城はすでにニューヨーク証券取引所に上場しており、赶集网も昨年2億ドルの大型調達を行いました。合併後の時価総額は100億ドルにまでのぼります。
両社は広告費に莫大な資金を投下しており、赶集网の2014年の広告予算は2億元(40億円)を超えたそうです。配車サービスの「滴滴打车」と「快的打车」も不毛な競争を避けるために、合併したといわれていますが、今回もその流れをくんでの合併でしょう。そして合併から取り残された企業が、提訴する。また同じ流れになりそうですね。
配車サービスに次ぐ、大型合併です。合併までの時系列を整理することで、中国スタートアップの市場が創られ方が見えてきそうです。
画像:HPより引用