姚劲波

クラシファイドサイト最大大手の「58同城」が「4+N」という新戦略を掲げ、30億ドルを目安に投資していくことを表明。

中国のスタートアップ界隈の出来事をお届けします。クラシファイドサイト最大大手「58同城」の姚劲波氏が「4+N」という新戦略を掲げ、30億ドルの予算で、100社のO2O企業に投資していくことを発表しました。中国の巨大インターネット企業としてBAT(Baidu、Alibaba、Tencent)という呼称が使われていましたが、そろそろ変更する必要がありそうですね。

 

姚劲波

 

2015年に入っての「58同城」の出資・買収額は少なくとも15億ドル以上、時価総額は一時75億ドルを超え、「阿里巴巴」、「腾讯」、「百度」、「京东」の次につけています。

不動産、自動車、訪問サービス、求人の4つを基礎に、以下の方式を用いて、N(中国語では不特定多数を表現するときにNを使います。)個の020の領域に事業を拡大していき、

1、プラットフォーム・イノベーションモデル(Alibabaから、TaobaoやT-Mallが出現したのと同じ方式)

2、出資と買収

3、内部でのインキュベーション

4、投資イノベーション型サービス

O2Oのエコ・システムを作っていくとのこと。

 

3~5年の投資予算は時価総額の20%にあたる30億ドル程度を目安に考えているそうです。つまり時価総額は「58同城」と「赶集」を合わせて150億ドルになると見積もっています。

BATの投資の動きが今までは大きく取り上げられていましたが、いよいよO2O最大大手の「58同城」が本格参入を表明しました。どうやってエコ・システムを築いてくのか、BATとの戦いから目が離せません。

 

参考、画像:姚劲波:58未来投资100家O2O公司,打造生态链

投稿者:

家田昇悟(IedaShogo)

在学中に中国の日本酒コンサルティング会社で、営業・ECサイト立ち上げのリサーチを経験。帰国後、中国のスタートアップに特化した情報サイト「ChinaStartupNews」を立ち上げ、中国関連のリサーチやコンサルティングに従事する。中国×スタートアップに興味を持つ人が集うFBグループ(https://www.facebook.com/groups/chinastartup/)を運営し、現在参加者は800名を超える。アプリ開発企業にて勤務。