中国人若者をターゲットにした40000円のスタイリッシュな電動自転車、云造(Yunzao)

中国人若者をターゲットにした40000円のスタイリッシュな電動自転車、云造(Yunzao)

云造(Yunzao)。杭州云造科技有限公司が開発する、中国人の若者向けに開発した電動自転車。

yhunzao

画像引用:http://yunzao.cn/

電池を含めてたったの14キロ。階段で持ち上げて運ぶことも楽々。漕ぎ始めると電気が動き始め、5キロ以上が出た状態でハンドルを握ると、電動自転車に変わります。

非常にシンプルな作りで90年代生まれ以降の子が好きそうなデザインです。

これで1999元(約40000円)!欲しいですね。

ハードスタートアップが小米(Xiaomi)のエコシステムに入るパターン

エンジェル、シリーズA共に、小米(Xiaomi)の創業者の雷军(Leijun)率いる顺为(Shunwei)から出資を受けており、小米(Xiaomi)のエコシステムに加わるのかが気になるところでした。2015年11月に開催されたTechCrunch北京でエコシステムに参加の是非ついてPRの責任者に聞いたところ、現在小米(Xiaomi)のエコシステムに入る可能性はないそうです。

スタートアップが小米(Xiaomi)のエコシステムに入るパターンとしては、業界の競争が激しく小米(Xiaomi)のブランドや資本が必要な時がほとんど。云造(Yunzao)は業界での競争がそこまで激しいわけでもなく、小米(Xiaomi)のエコシステムに入ることで開発の自由が失われるデメリットの方が大きいと。

しかし「雷军(Leijun)が関わっている顺为(Shunwei)の出資を受けたということは、将来的に小米(Xiaomi)のエコシステムに入るのでは」との筆者の質問には、

「雷军(Leijun)と顺为(Shunwei)は確かに関係はあるものの、別の会社であり、顺为(Shunwei)から出資を受けることは必ずしも小米(Xiaomi)のエコシステムに入ることを現しているわけではない」と答えていただきました。

IMG_20151103_144144_jpg_と_云造

(右の方がPR責任者の静さん、左の方がマーケティング部署所属。ちなみに静さんは浙江省で生まれ育ち、ジャック・マーを尊敬しているとのこと。)

チームとこれからの展望

約40名で、90年生まれの若い世代と大企業の経験者が半々ずつ。大企業からの人材はストックオプションを活用して採用しているとのこと。技術職が30名で、マーケティング職が10名。

1代目の販売台数は7000台で、ヨーロッパや韓国の代理店から引き合いはあるもののまずは中国市場でしっかり実績を出すのが当面の目標と少し残念そうに言われていました。(日本の代理店からそのような話はまだないそうです。)

このチームとは6月のTechCrunch上海で出会ったのですが、まだ筆者のことを覚えてくれて、非常に嬉しかったですね。

日本上陸はまだ先になりそうですが、日本のTechCrunchで出会えることを楽しみにしていますと伝えて会場をあとにしました。

「OnePlus」の売上の75%が海外なのは25歳の彼のおかげだ。

「OnePlus」の売上の75%が海外なのは25歳の彼のおかげだ。

本誌の読者なら、小米(シャオミ)を知っているでしょう。日本で本も2冊刊行され、そのビジネスモデルがただのコピーでは終わらない、顧客目線の非常にイノベーティブなものであると注目を集めています。

そして、小米(Xiaomi)を凌駕するとさえ言われる新興スマフォメーカー「一加手机(OnePlus)」が、8/4の新商品発売に向けて注目を集めました。

 

oneplus-1

 

一加手机(OnePlus)」、最初のモデルOnePlus1は「OnePlus Oneが高スペック低プライス過ぎてNexus 5霞む」とも評され、最強のスマフォとの呼び声高いです。

小米(Xiaomi)は中国国内で爆売れしているのですが、今年より中国のスマフォ市場の成長率は減少傾向にあり、インドやブラジルなどに進出しグローバル化を加速させています。

一方、「一加手机(OnePlus)」は創業2年弱の現時点で、中国以外の地域での売り上げが75%を占めています。

なぜ、ここまでグローバルに売れる商品を開発、そしてマーケティングすることができたのか?

それは、25歳という若さで「一加手机(OnePlus)」を創業したCarl Pei氏の存在が大きいでしょう。

シャオミに続いて今最もホットと評される中国のスマホメーカーの共同創業者であり、 二十代の若手経営者は誇大な夢を語りがちだが、彼にはその資格があると考える者が少なくない。

と評価されています。Carl Pei氏とはいったい何物なのか?

 

Carl Pei

Linkedinより

 

Carl Pei氏は北京で生まれ、スウェーデンで育ち、ストックホルム大学を卒業しました。

その後Nokia北京でマーケティングを3か月担当後、小米(シャオミ)に次ぐ格安スマフォメーカーの魅族(Meizu)香港で国際マーケティングを1年1か月、OPPOで国際マーケティング・マネージャーやディレクターを1年半担当し、OPPOの副社長と起業することになります。

グローバル企業と中国を代表するスマフォ企業のグローバル・マーケティング部での知見を活かし、「一加手机(OnePlus)」ではグローバル・マーケティング部を統括。彼が「一加手机(OnePlus)」のグローバル化に貢献しているのは、明らか。

そして元VCの方もSnapChat創業者のEvanSpiegel氏に肩を並べる大物人物になるのではと評しています。

 

0803

 

 

Carl Pei-2

Twitterより

 

位置情報がEarthとなっているあたりがまさにグローバルですね。

中国ローカルのCrunchBaseである「IT桔子」にも創業者として登録されておらず、まったくのダークホースでした。

海外の大学を卒業し、一貫して海外マーケティング戦略を担当した、正真正銘のグローバル人材。

Carl Pei氏のような人材獲得が、グローバル展開の最重要課題となるでしょう。AlibabaやTencentが、Carl Pei氏を獲得するために、OnePlusごと買収してもおかしくない。

次の雷軍になるかもしれないCarl Pei氏。本誌の読者ならぜひ注目しておきたいです。

 

参考、引用、画像:売上はシャオミの5倍 中国の新興スマホメーカー「OnePlus」社の野望