中国版YCの创新工场(InnovationWorks)がなぜかコンサル会社?として上場申請した模様

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中国版YCの创新工场(Innovation Works)がコンサル会社として上場申請した模様です。簡単に创新工场(Innovation Works)について述べておきます。

CEOの李开复氏は1961年台湾生まれ。アップル、グーグルで要職を歴任し、マイクロソフトではアジア研究院を創設した中国屈指のビジネスマン。2009年に彼の指揮のもと、インキュベーションとして創業。

2009年から2012年までで5億ドルと3億元(60億円)の一号ファンドを運用し、54件の出資を行う。2013年からはインキュベーションからVCに転身し、2.75億ドルの二号ファンドを運用。主にコンテンツ系スタートアップを中心に40件出資しています。

Exitは合計12社に成功していますが、ファンドリターン的には全然うまくいっていないと話を聞きました。

 

VCがVC部門を切り離してコンサル会社として上場?

 

今回の上場申請では、VC部門を切り離して申請しているようです。中国のスタートアップ・メディアでの勤務経験がある方に聞いてみると、「今上場申請している『创新工场(Innovation Works)』は、『コンサル会社』」と。こんなパターンもあるんだなと驚いています。

 

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引用:チャットアプリ微信(Weixin)のキャプチャ

 

しかもその売り上げ(起業家とVCそれぞれへのコンサルやリサーチ等)の約50%が別の创新工场(Innovation Works)からというスキーム。

 

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画像引用:创新工场(北京)企业管理股份有限公司公开转让说明书

 

インキュベーションが事業転換してVCになり、さらにコンサル会社として上場し資金を調達するパターンもあるんだと、記事にしました。

 

参考、画像:创新工场冲刺新三板 李开复不持股

创新工场(北京)企业管理股份有限公司公开转让说明书


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家田昇悟(IedaShogo)

家田昇悟(IedaShogo)

在学中に中国の日本酒コンサルティング会社で、営業・ECサイト立ち上げのリサーチを経験。帰国後、中国のスタートアップに特化した情報サイト「ChinaStartupNews」を立ち上げ、中国関連のリサーチやコンサルティングに従事する。中国×スタートアップに興味を持つ人が集うFBグループ(https://www.facebook.com/groups/chinastartup/)を運営し、現在参加者は800名を超える。アプリ開発企業にて勤務。