美団150億

共同購入サイト「美団」が10億ドルの調達に動き出す。

中国スタートアップ界隈の出来事をお届けします。2015年 1 月にシリーズDで7億ドルの調達を終えたばかりの「美团」ですが、WSJ によると次の10億ドルの出資へ動き始めたようです。時価総額は150億ドルになるとみられています。

 

美団150億

 

2億人のアクティブユーザー、中国内1000強の都市で展開、2014年の取引額は460億元を超え、「アリババ」と「京东」に次ぐプラットフォームになっています。さらにテイクアウトサービスの「美团外卖」は250都市に展開し、注文数は230万を超え、市場シェアは約50%に達するなど、2010年の設立以来、とんでもないスピードで大きくなりました。

しかし、テンセント系の「京东到家」や「大众点评」、アリババ系の「支付宝9.0版」や「口碑」など、「美团」の周りは競争相手ばかりです。

※「中国共同購入サイトに参入したBATの5年にわたる戦いの勝者は?バイドゥ、アリババ、テンセント?」を参考

 

「アリババ」の戦略的出資は受けたものの、実際に「アリババ」とは競争の関係で、孤独な「美团」。

今回の出資で新たな戦略的パートナーを見つけることができるのかが、大きな注目を集めそうです。本誌ではBATの資本参加はなく、不動産のコングロマリットやホテル系が020強化のために、大型出資してくるのではと予測します。

小米(シャオミ)がO2O強化のために参入してくるかと予測した人はなかなか良い線をいっていると思います。しかし、2015年5月のインタビューで、「携帯電話、テレビ、スマート家電の自社領域で100の商品を販売する」ことを第一に掲げており、現在のタイミングで小米(シャオミ)がO2Oに参入してくることはないでしょう。

 

参考、画像:美团又要融10亿美元,估值超150亿美元

 

投稿者:

家田昇悟(IedaShogo)

在学中に中国の日本酒コンサルティング会社で、営業・ECサイト立ち上げのリサーチを経験。帰国後、中国のスタートアップに特化した情報サイト「ChinaStartupNews」を立ち上げ、中国関連のリサーチやコンサルティングに従事する。中国×スタートアップに興味を持つ人が集うFBグループ(https://www.facebook.com/groups/chinastartup/)を運営し、現在参加者は800名を超える。アプリ開発企業にて勤務。