中国の95年、00年生まれ以降の世代で500万ダウンロードされたSNSアプリのWECUTが数億円を調達。

にーはお!本日も中国のインターネット、IT、アプリ、Webサービス、スタートアップのトレンドを1分でお届けします。

 

今日紹介するのは、WECUT

画像加工やショートムービーなど最近の流行りの要素を全て詰め込んだようなSNSアプリ。

シリーズAで数千万人民元(数億円)を獲得し、登録ユーザーはすでに500万いるとのこと。

ユーザーの90%以上が95年、00年生まれ以降の世代だそうです。

 

【首发】社交应用Wecut已获美图领投千万级A轮融资,新添短视频内容创作_36氪

 

 

出ている写真を見ても、若いこのだなーという感じです。インスタが若い子使っているとは言ってもまた違った感覚。

WECUTにおばさんやおじさんは現れないでしょう。

マネタイズをどうするのか注目ですが、写真加工アプリの美图(Meitu)とかに買収されるのが一番ありえそうなストーリーな気もします。

 

参考:【首发】社交应用Wecut已获美图领投千万级A轮融资,新添短视频内容创作

 

〜PM専用のSNS、木材売買プラットフォーム、ブラウザでつぶやける〜「週刊中国おすすめアプリ」vol.1 

にーはお!日曜日いかがお過ごしでしょうか?

プログラミングの勉強も兼ねて、中国に特化したProductHuntを作り始めたこの頃です。

 

週刊中国おすすめアプリとWebサービスと題して、気になったアプリなどを紹介します。出典は中国一のスタートアップ・メディアの36krが運営するアプリやWebサービスを共有するNextより。今週は3つです!

 

PMCAFF-中国互联网产品经理第一社区

 

PMCAFF-中国互联网产品经理第一社区:在_App_Store_上的内容

 

PMのためのSNS。トピックを立てたり質問することができます。月額1000円とかで課金できそう。

 

木集市(Mujishi)

 

木集市_—_专业的木材交易平台

 

木材売買のプラットフォーム。スモールBがたくさんいそうな領域で、有料会員や広告での収益化とスケール化が両立しそうです。

 

免槽(Miancao)

 

兔槽

 

インストールできなかったのでよく分からないですが、おそらくブラウザ上で「つぶやき」ができるサービスではないかと。ニコニコの弾幕機能をどのページにでもできるようにした感じです。将来的には、動的にコメントが表示されそうな気がします。「どこでも弾幕!」のようなキャッチ・コピートともに。

 

中国のアプリ市場を理解するために読んでおきたい記事5選

中国のモバイル端末使用者は、2014年6月には5億人を超え、世界で最も大きな市場として注目を集めます。一方でGoogleが完全撤退したように、中国のインターネットはかなり不透明は部分があり、理解するのは難しいです。そこで中国のアプリ市場の全体像をつかめる記事をまとめてみました。中国でのアプリ展開を考えられている方は、読んでみてください。中国ゲーム市場版も作成予定です。

 

中国アプリ市場

 

中国の10大アンドロイドアプリストア(翻訳元はこちら→10 alternative Android app stores in China

TECHINASIAによる2014年に書かれた記事です。各アプリストアと運営会社の直近の動きを簡単にまとめてくれています。

 

中国アプリ市場に進出する際に必ず知っておきたい情報まとめ<2014年最新版>

アプリディベロッパーが中華圏・アジア・欧米進出する際のアプリ収益をトータルでサポートしているメタップスによる、中国アプリ市場に関するまとめです。モバイルインターネット環境 、モバイル端末利用傾向 、モバイルゲーム市場の規模 、Androidアプリ市場 、iOSアプリ市場 、ケーススタディについて書かれています。

 

中華アプリをインストールする前に知っておきたい中国スマホ事情とウイルス対策

アプリの市場というよりは、各アプリストアの特性やウイルス対策などについて書かれています。中国のアプリストアをダウンロードするときはくれぐれもご注意ください。

 

中国に進出しているアプリ企業のまとめと現状

日本企業が中国アプリ市場でどういった立ち位置であるかを俯瞰できる良記事です。

 

中国進出アプリ企業

 

中国サードパティAndroidアプリマーケットはトップ奇虎360に王者百度、テンセントが迫るしびれる戦いに

最新(2015年Q1)の中国アプリマーケットのシェアを、調べるおさんが作ってくれた図で俯瞰できます。

 

画像、参考元の記事より引用。

中国アプリ・アワードに参加してきました(後編)

中国アプリ・アワードに参加してきました(前編)の続きです。100人の開場は立ち見が出るほどの満席でした。

 

アプリアワード後編

 

評価者は以下の5人です。

 

Avazu(艾维邑动)创始人兼CEO 石一

腾讯高级市场经理 负责QQ及其商业化项目的市场工作 曾艳琦

萌果信息外市场总监 吕鹤立

2345移动项目部总监 袁琼

InnoSpace孵化器项目及运营负责人 梅晨斐

 

では、当日のピッチで面白かったアプリを4つ紹介します。

 

1 每日瑜伽 Daily Yoga 毎日ヨガ

 

ヨガのカリキュラム、ヨガ愛好者同士のコミュニティ機能を提供しています。ビジネスモデルはフリーミアムの課金制で、現在月間売上は1000万円。ユーザー数は1800万人でアクティブユーザーは300万人。

 

注目すべきはその市場規模です。中国のヨガ人口は5500万人で年間300万~500万人のペースで増加しています。市場は650億元(1兆3000億円)。アメリカのヨガ人口は3800万人でこちらも毎年増加しています。市場規模は400億ドル(4兆円)。やはり狙うべきは大きく、成長しているところですね。

 

日本語版もローンチされていて、評価は高いです。

毎日ヨガ – Daily Yoga – Google Play の Android アプリ

 

2 周末去哪儿

 

日本語に訳すと「週末どこに行く?」になります。日帰り旅行のパッケージなどを中心にオンラインで予約して購入できます。ユーザー数が拡大したのは、企業側が情報管理をできるようにしてからとのことです。現在ユーザー数は500万人。日本企業と合同でコンテンツつくりにはまだ行っていないとのこと。こういう所の総合代理を取って、日本で営業するのは1つの方法かもしれませんね。

 

3 狗管家

 

犬を飼う人のためのプラットフォーム。犬を飼うための知識が不足しているという問題を解決するために創ったそうです。餌を与えるタイミングなどをプッシュ形式で教えてくれます。ここで使われているデータは専門家の統計的な分析に基づいているとのこと。犬の着せ替えグッズの販売もできることを考えると、ビジネスモデルはかなり作りやすいのではないかと。もちろんコミュニティ機能もあります。

 

4 名刺管理|名刺認識アプリCAMCARD

 

日本でも有名な名刺認識アプリ。副総裁直々のピッチでした。ハードとしての機能性ももちろんですが、今後目指していくのは、ビジネスマンにとってのプラットフォーム。そして法人向けのサービスも充実させていくとのこと。やはりどの企業もハードの次はプラットフォーム化。そして020という流れが加速していきそうです。

 

おまけ

 

質問するときに、「日本人です。これから日本へ行く中国人はますます増えていくかと思いますが、今は日本企業との合作などはあるのでしょうか?」という質問を2回しました。すると会の終了後、中国人向けの韓国旅行の斡旋を行っている韓国企業の総経理に声をかけられました。韓国から見ても中国は良いお客さんで、どんどん狙っていきたいと。中国人観光客向けビジネスは世界各都市でチャンスがありそうですね。

 

まとめ

 

O2Oが最も熱い話題だと改めて感じました。オンラインからオフライン。そしていかにお金を払ってもらうか。

会は1人50元(1000円)。お菓子と飲み物。協賛品としてぬいぐるみ・トランプをもらいました。このイベントでもしっかりとビジネスとして成り立っているなと。

引き続き中国のスタートアップの好事例に注目していきたいです。

 

画像:筆者撮影

中国アプリ・アワードに参加してきました(前編)

2015年1月17日(土)上海市杨浦区锦嘉路88号IPO Clubで開催された「2014年度中国アプリ・アワード」に参加してきました。

 

主催であるIPO Clubを紹介する前編と、当日のピッチで出てきたアプリを紹介する後編で分けたいと思います。

 

このIPO Clubがあるところですが、创智天地という開発区です。

(以下の写真は断りなければ创智天地より引用しています。)

 

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(筆者撮影)

创智天地は100億元(2000億円)の投資の元、約80万平米の規模を誇る1つの「町」です。近くには復旦大学や同済大学など中国屈指の名門校があります。

 

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ウォルマートなども付近にあり、生活にはなんら不便しません。地下鉄からも徒歩10分。空撮を見ればかなりの規模であることが分かります。競技場が5個ぐらい入ってしまう大きさです。

 

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僕が参加してきたのはこちらのIPO Club。

 

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(筆者撮影)

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(筆者撮影)

 

IPO Clubですが、端的に表現するとコアワーキングスペースです。

・起業家に対するコンサル

・投資家とのマッチング

・勉強会

なども行っています。オープンなイベントはほぼ毎日行われています。

 

室内は清潔感があり、非常に開放的な雰囲気です。

 

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では当日のピッチで出てきたアプリを次回の後編で紹介します。

 

LINEが参考にしたい1億8千万人のユーザーを持つメッセージ・アプリ「陌陌」

最近はNewsPicksで中国のITが盛んにピックされていることを示すように、日本人もかなり中国へ目を向けています。中国のメッセージ・アプリではLINE中国版であるWeChatが大変有名です。最近LINEが配車サービスを始めたことで話題になっていましたが、WeChatではそれより以前に始めていました。

  

WeChatに並ぶアプリとして注目を集めているのが陌陌というアプリです。基本的には普通のSNSと変わりありませんが、特徴的なのは「趣味」と「位置」から友達・グループ・周辺イベントを探すことができることです。

  

momo

  

例えば、渋谷駅で検索をしたとします、周辺の人が表示されるのは普通ですが、陌陌の場合は、同じ趣味を持った人でさらに絞ることができ、さらに近くで活動しているグループが表示され、近くで開催されるイベントまで表示されます。さらに「到店通」という位置情報に基づいた広告配信にも取り組んでいます。LINEが人と人のクローズドなコミュニティとしたら、陌陌は趣味と趣味でオフラインからオンラインへとつなげるオープンなコミュニティであると言えます。

  

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引用:http://www.36kr.com/p/201852.html

  

出会い系と言えばそうかもしれませんが、陌陌は広告と動画でこのアプリの位置づけを「若者の逃げ道」とすることで、ブランディング化したのではないでしょうか。それが以下の動画です。

  

一碗热干面

  

麺好きの人たちと知り合って、新しいコミュニティを作っていくという5分の短編ストーリーなのです。500万回以上再生されています。

  

なんといっても、陌陌のすごさは数字に端的に表れています。

 

登録ユーザーは1億8030万人。月間アクティブユーザーは6020万人。日本の人口を超えています。2014年12月11日には米国ナスダック市場で新規株式公開(IPO)し、証券発行値13.50ドルで融資額は2億1600万ドル(約256億円)に上りました。

 

国や地域によってつくられるコミュニティの特色は違ってきます。LINEとはまた違うコミュニティ機能を持つ「陌陌」に引き続き注目です。

  

 

参考:

アリババ出資の中国チャットアプリ会社陌陌(モモ) 米国IPOで約256億円調達

中国チャットアプリ陌陌、IPOで2億5660万ドルを調達へ